記憶だけでなく記録も残したい。

「意外と写真がない。後ろ姿や横顔、全身が写ったものがない。」

「もっと撮っておけばよかった。一緒に写ったりしておけばよかった。」

 

 

〝後悔していること〟

としてよく耳にします。私もそうです。まめに撮っているつもりでしたが、いざ探してみると尻尾や耳が見切れていたり、立ち姿がなかったり、一緒に写ったものなどほぼありませんでした。

今はメモリアルグッズも充実し、写真からつくるフォトフレームやクッション、焼き物の分骨入れ、またお位牌などもあります。インターネットで数あるグッズから好きなものをつくられるご家族も多くいらっしゃいます。

さて、グッズを選び、いざ写真を…

なかなかいい写真がない…

私も「もっと撮っておけばよかった。」と悔やんだひとりです。だから今いる子たちはしっかり記録も残したいと思っています。

 

 

全身を写す。

 

尻尾の端まで写す。

 

ちょっとおぶすな表情もキメ顔も。

 

肉球や目の色も。

 

可愛い手手も。

 

あの子の勇姿も。

 

みなさんから伺ったお話と私の経験からですが、必ずしも写真を残したいわけではないと思います。でも、今を記録しておきたいとお考えのご家族、シニアになり意識し始めているご家族の方にはご参考にしていただけたらと思います。

ワンちゃんのお散歩中、いつも写真を撮るのがお父さんだったら、「代わるよ!」と声をかけてあげてください。

 

可愛いあの子を記録にも残したい。

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

https://nijinokakehashi-poo.info/

 

黒猫のサンタちゃん。

2020年12月25日

ちいさな黒猫が庭に倒れていました。ねずみ捕りの罠にでも引っ掛かってしまったのか、その体は所々毛がなく、足の甲や踵は骨がむぎ出しになっていました。毛の少ない尻尾はか細く、下半身はウンチまみれです。お尻には男性の親指くらいのコブのようなものがありました…。

こんなにぼろぼろな猫は見たことがありませんでした。ひとまず玄関に入れ、ストーブを用意しました。新聞紙を敷きつめ、段ボール箱にも新聞紙を敷きちいさなハウスを置きました。

魚味の猫用フードを与えると、よほどお腹が空いていたのか、目やにの混じった涙を滲ませ食べました。生きられるのだろうか。それに、うちでは面倒を見切れない。

 

「今にも死んでしまいそうな猫がいる。安楽死と火葬を頼みます。」

 

私は旅立ちのお手伝いをさせていただく葬儀屋です。でも〝安楽死〟はもちろん私のできることではありません。信頼できる獣医師さんに相談する前に直接会いたいと申し出ました。

初めて会ったその子は、想像以上に痛々しい姿でした。成猫のようですが子猫のような華奢な体…。意志とは関係なく柔らかいウンチが出てしまうようです。玄関に敷き詰めてある新聞紙もウンチまみれ、血液も混ざっているようでした。

でも、目に力があります。

可愛らしい声でちいさく鳴き、私の足に擦り寄ってきました。初めて会った私に甘える様子にも驚きました。

どこでどう生きていたらこんなにボロボロになるのか…。よく事故に遭わず、生き延びてきたね。ここで倒れるまで、この寒い中、細い足で歩きさまよい助けを求めて辿り着いたんだね。人に甘えることを知っているんだね。応えてくれる人が以前はいたの?

ごはんを食べる姿を見ながら、一度病院へ一緒に行き診てもらおうとお願いしました。

 

ひと通り検査をしてもらうと、猫エイズ、白血病共に陽性…。そしてお腹には回虫とマンソンがいました。上顎は炎症をおこしており、お尻のコブのようなものは原因がわかりませんでしたが、少しでも触れると悲鳴をあげました…。

まさに満身創痍…。

病気だから人に捨てられてしまったのか、人に捨てられ彷徨ううちに病気になってしまったのか、本当のことはわかりません。わかることは、こんなにボロボロになっても、今生きているということ。生きようとする力があるということでした。

「うちでは飼えない。」

そう言いながら、玄関に敷いた新聞紙をペットシーツに替え、トイレを新調し、アンカを入れたハウスを作ってくれていました。

保護から1ヶ月。4回目の通院日にお迎えに行ったときの黒猫ちゃん。

黒猫だから仮に〝クロ〟とされていたカルテに名前が書かれました。

クリスマスに出逢ったから〝サンタ〟にしよう。

骨が見えてしまっていた足や尻尾が毛で覆われるようになりました。お尻は痛がりますが、少しずつ良くなっているようにも見えました。初めて病院に行ったときに教えてもらった薬の飲ませ方。慣れない手つきで試行錯誤しながら、毎日飲ませています。

迎えに行くと、少しだけ抵抗するものの、おとなしくキャリーに入ってくれました。1週間おきに病院へ。

もう、サンタちゃんの〝お父さん〟と呼んでいいですね?自然な流れでした。

ステロイドや抗生剤、療養食、通院を続けていくうちに、少しずつ体重も増えていきました。

お父さんは3階建のケージを購入。でも狭そうで可哀想と言い、ケージは保護猫シェルターへご寄付され、サンタちゃんには専用部屋を用意しました。

 

キャリーに入る→病院へ→お家に帰れる

少し我慢してもらいますが、ちゃんと家に帰れると理解しているようで、診察が終われば自らキャリーに入りたがりすぐに落ち着きました。

出逢ってから2ヶ月半

3月に入り、ついに4kgを超えました!

このときは一緒に喜び、そしてこのまま回復して行くと信じていました。口の中の炎症もきれいに治り、あとは下痢が治れば。ワクチンや去勢手術も近いうちに。たくさん抱っこもしよう。

4月に入っても4kg台を維持し、3種混合ワクチン接種までこぎつけました。通院は2週間おきに。下痢はまだ続いています。原因がわかりません。拭いてあげても柔らかいウンチはすぐに体を汚してしまいます。

6月に入り食欲が落ちてきました。トイレに籠っても思うように出ないのか周辺にもらしてしまうことが増えました。この頃から少しずつ体重が落ちていきました。療養食は色々試した上で、これ以上痩せてしまわないように、食いつきを重視することにしました。

 

11月になりました。体重は3kg台を維持していますがずいぶん軽く感じます。下痢は続いておりよくお尻を舐めています。そしてまた…足の毛が薄くなり、踵の骨が見えてきました…。鼻も口も赤っぽく、かさぶたのようになっていました。薬を減らし、食べられるものを与えるようになりました。

「長くは生きられない気がする。だったらなんでも食べさせた方がいいんじゃないか。」

 

下痢は治してあげたいけれど、好きなものも食べさせてあげたい。サプリメントを混ぜたりしながら体重が減らないように気をつけていました。

また小さくなったように思います。でも撫でるとうっとり嬉しそうに喉を鳴らし、名前を呼ぶと来てくれます。

このままでもいいのかもしれません。でもウンチをする度に痛がっているのが可哀想で、治せる方法があるのではと…諦めがつきません。

 

4月になりました。出逢ってから1年と4ヶ月。4.5kgまでいった体重は出逢った頃の小さなサンタちゃんに戻ってしまいました。

思い切って別の病院でも診てもらうことにしました。そして〝短結腸症〟という、健康な子の腸に比べて3分の1しかないことがわかりました。そして治らないとも…。

それでも出来ることはしようと、食事療法、投薬、サプリメント、通院はサンタちゃんの負担を考え回数を減らし、薬だけもらいに行き届けつつお父さんからサンタちゃんの様子を聞きました。

診察台から降りたがり、私の上に来てくれたサンタちゃん。

 

6月に入ると「最近サンタの耳が折れてきた」とお父さんから連絡がありました。

「これはこれで可愛いけどね。」

体重は2kg台になってしまいました。知人の家族だった猫ちゃんが、亡くなる前耳が折れてきたことを思い出しました。

 

 

もしかしたら、残された時間はもう少ないのかもしれません。

撫でると嬉しそうにするサンタちゃん。抱いてあげたいけれどすぐにウンチが出てしまうからあまり抱いてあげられないというお父さん。

オムツをすることを提案しました。

ごはんはもうなんでもあげると決めました。焼き魚でも茹でたお肉でも食べられるものならなんでも。それから数ヶ月。

2022.11.27

サンタちゃん永眠

 

「サンタのことで相談があります。明日時間はありますか?」

申し訳なさそうに、言いづらそうに話してくださいました。

前日ごはんを食べていたけれど、朝部屋に入ったら冷たくなっていたということを。

翌日、一晩うちでサンタちゃんをお預かりすることになりました。

たった数日会わなかっただけなのに、また小さくなったね…。治してあげられなくてごめんね。2年近くもがんばってくれてありがうね。

ここからはサンタちゃんの最期の姿になります。苦手な方はここで閉じていただけたらと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

「安楽死と火葬を」あれから2年近く

生きようとしたサンタちゃんと守ろうとしたお父さん。

 

 

本当のところキミはどこでいつ生まれたんだろう。何歳なのかな。どうやって生き延びてきたのかな。

お父さんの家の庭で見つけてもらってなければ、ボロボロのまま、お腹を空かせたまま、ひとりで冷たくなっていたんだよね、きっと…。

ずいぶん頑張らせてしまったけれど、この2年弱、幸せだったかな。

賢い子だったね。穏やかで懐っこかったね。病院の帰り道はキャリーの中で寝ていたね。堂々として格好いいところもあった。お花は白や黄色で明るくしようか。明るく。可愛くして送り出すよ。

 

お母さんが用意してくれたお花

サンタちゃんを家に迎え入れることに積極的ではなかったお母さんも、毎日の投薬など協力してくれ、サンタちゃんのためにお花を用意してくれました。

遺影は、出逢って3ヶ月弱の頃の男前なサンタちゃんを選びました。

お家から持ってきていただいた、サンタちゃんの最近のお気に入りフードは明日お弁当箱に詰めて持たせてあげよう。

 

ちいさなサンタ帽と赤い蝶ネクタイ

うちの猫たちお気に入りのオモチャのネズミも持って行ってね。

 

この日は暖かく、時々小雨がぱらぱらしていましたが、お父さんに見守られながらお空へ。

明るく送ろうと思っても涙は次から次へと溢れ出てきて箱ティッシュを持ったまま手を合わせることになりました。

寂しいことは変わりませんが、火葬をして見送ると諦めがつくというか、踏ん切りがつくというか…。ひとつ超えた感覚がありました。まだ信じられない気持ちもあるけれど、白くちいさくなったサンタちゃんは、もうお尻が痛くないし、お薬飲まなくていいし、通院もしなくていい、がんばらなくていいんだ。

それにきっと、サンタちゃんは寂しくないね。なんとなくそんな気がします。

 

看取ってあげられなかったことが悔やまれる。

もっと抱いてあげればよかった。もっと撫でてあげればよかった。

 

どんなに手を尽くしてもその時出来ることを全てしたはずでも、あとになると込み上げるものがあります。

でもあの子は、あの子たちは、いつだって今を懸命に生きているだけで、もっと単純なのだと思います。

私の知っているサンタちゃんならこう言っていると思います。

あの時助けてくれてありがとう。大好きだよ。

「ありがとう」「大好き」お互いに、こんなにわかりやすく相手を幸せにする言葉があるのだからしっかり伝えたい。

いつか後悔などよりこちらの感情が超える日がきっときます。心からそう思える日まではたくさん泣いたり悔やんだりしながらあの子の写真に話しかけるときは無理にでもひねり出そう。

同じときを生きてくれたキミに

ありがとう。大好きだよ。

 

 

はるなつあきふゆ

あの子がお空へ。

元気いっぱい賑やかで、ママもパパも大好きな甘えっ子。
家族だけに心を許し、犬のお友達は、家族でもある黒柴のはるちゃんだけです。
「優しいはるちゃんのことは好きだけど、ごはんやオヤツはあげないよ。」
食いしん坊で、少し気の強いわがまま娘。
そんなキミが、そんなキミたちが愛おしい。

 

あの日、酸素室から出たいと言い、自力でトイレを済ませ、いつも決まって一緒に寝るパパのベッドまで行き、ママの手を借り定位置へ。
ママがずっと撫でていてくれました。
最後まで気丈で甘えっ子のキミらしかったね。

キミを包む花を、パパと一緒に選びました。
悩むパパに
「どんな子ですか?」
と訊ねると
「うるさいくらい、元気な性格です。」

 

あれから数ヶ月が経ちました。
家の中が静かで広く…寂しい。
キミに似合う花を選んでは部屋に飾っています。
ピンク色も似合うけれど、やはり向日葵がしっくりくるよ。
明るく元気でポジティブなイメージがキミにぴったりの向日葵。

いつも家に明るい光を、元気を、幸せをありがとう。
パパたち、これからゆっくり少しずつ、元気になるから。
だから安心していてね。

 

あの子がお空へ。

初めて会ったキミは頑なに背中を向けてこちらを見ようとはしなかったね。
家族が出来て去っていく子を何度も見送ってきたのかな。
他の子たちより少し大きなキミに一目惚れし、この手に抱かせてもらいました。

しばらくは様子を見ていたようだけれど気持ちが伝わったのか、どんどん自分を出してくれるようになりました。

ママも好きだけれど、パパが大好き。
妹が家族に加わってからは、大好きなパパと一緒に寝る特権を妹に譲ってあげる優しいお兄ちゃんになりました。

控えめだけれど甘えん坊。
ママとパパの優しさに包まれて、人が大好きになりました。
小さな子に触れられても全く怒らないキミは、みんなに可愛がってもらいました。
「この子の子供が欲しい」
子供はいないけれど、そんな風に言われたこともありました。

パパとママの次にごはんが大好き!
ごはんの予感がすると、キッチンまでスキップしちゃう。
そんなキミもおじいちゃんになり…
その日が来てしまいました。

大好きなごはん、食べられなかったもんね。しんどかったね。
よくがんばってくれたね。
寂しいけれど、覚悟する時間をキミからもらいました。

パパとママの匂いでしっかり包み、お空へ送りました。
雨が降り、虹の橋が架かったよ。
兄妹また逢えたかな。
優しいキミのことだから、お弁当分けてあげるんだろうね。

寂しいけれど、お空の上でもキミたちが幸せでありますように。

15年間、たくさんの幸せをありがとう。

 

鳥ちゃんだって生きた証を形に残せます。

「ワンちゃん、猫ちゃんのように肉球はありませんが、何か残せませんか?」

 

自然に抜け落ちた羽根をお守りに

虹まもり1,200円(税込)

 

セキセイインコのボンちゃん

清潔に保管されていた小さな羽根をお守りに納めました。

 

触れられるチャームに

ペトラップ8,800円〜(税込)

写真は天然石サファイア付きチャーム 19,800円

 

そのまま肉球(あしあと)キーホルダー

3,000円(税込)

あしあとのスタンプ、もしくは写真からお作りします。写真からお作りする場合、あしの大きさを測り、そのままの大きさを再現します。

 

ちいさな分骨入れ こころん

3,300円(税込)

羊毛フェルトでできた、まんまるフォルムの分骨入れは セキセイインコ・オカメインコ 等 からお選びいただます。

個性的な羽根の色やチャームポイントを再現

お写真からお作りすることも可能です。

追加料金1,500円(税込)別途送料をちょうだいします。

 

想い出を形に

あの子の面影を感じられるものを

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttps://nijinokakehashi-poo.info/

貴方は私の大切なプリンセス

あの子がお空へ。

 

穏やかで品があり、凛としていて、賢すぎるくらい賢い貴女。

こたつに入りたい時は、お布団をめくってもらうまで待ちます。
甘えん坊さんだね。

毎晩ママと一緒に寝ます。
普段はママの足元で。寒くなるとお布団の中でお互いに至福のときです。

 

出逢ったとき、貴女は不安でいっぱいだったと思います。
70頭を超える多頭崩壊現場から保護され、ママのところに来てくれました。

あの日から今日まで、1日1日を大切に育んできました。
そしてすっかり可愛い箱入り娘になりました。

「ヨーグルト」って言ったら、「ヨ」くらいからお目目きらきらさせていたよね。

 

お弁当にはヨーグルトサンド、鹿せんべい、焼き芋にボーロに、好物をたくさん詰めました。
お空のメルちゃんにもお土産を用意しました。
ふたり共、大切な娘です。

おしとやかな貴女にはお花がよく似合う。たくさんのお花で包みました。

 

メルちゃんの毛も保管されていました。ふたりそれぞれ、お守りに毛を納めました。

 

残せるものは、できる限り残したい。

 

 

時間が近づいてきました。日向ぼっこをしながら、家族写真を撮りました。いつかこの日を振り返られる日がくるのかな。

 

 

寂しいけれど、いったん送るよ。
幸せで濃い時間をありがとう。

 

 

 

あれから数ヶ月。

 

あの日カットしたあの子の毛とおひげが、お空のメルちゃんの毛とおひけが、それぞれ筆チャームになりました。

 

こうして形にしておけば、いつでも触れることができます。

 

また、あの日残しておいた肉球スタンプと、シルエットがフォトフレームに刻まれました。

シルエットの首元には、上品でお姫様タイプのあの子によく似合う、パールを。
ママさんが、わかりやすくイラストを送ってくださり、こうして形になりました。

ママから、可愛くてたまらない我が子への愛の告白。

「You are my cherished princess.You are the light of my life.

No one can take your place in the whole world.
I will love you for eternity.」

「貴方は私の大切なプリンセス。
貴方は私の人生の光。

世界中を探しても貴方の代わりはどこにもいない。
永遠に愛してるよ。」

 

多頭崩壊現場から保護されたあなたは、誰にも代わりは務まらない、ママにとっての唯一無二の存在になりました。

「可愛くてたまらない、自慢の我が子です!」

 

お遺骨のご安置方法 パウダー加工

ご自宅に祭壇を設ける

いつか、同じお墓に眠りたい。

動物霊園、寺院の合祀墓、個別墓に納骨したいけれど、今はまだそばに置いておきたい。

今のお気持ちと、半年後、一年後のお気持ちは変わるかもしれません。ゆっくり時間をかけて、ご家族の皆さんにとって最も良いと思える〝供養の形〟が見つかりますように。

愛用のオモチャや好きなおやつ、お水、灯り、季節の花を飾るなどすることで、「あの子にしてあげられることがまだある。」そう思われるご家族もいらっしゃいます。明るく可愛く飾ることで、明るい声で話しかけてあげられるかもしれません。

ご自宅での安置方法

お骨つぼのまま安置する。

埃や湿気、極端な気温差に気をつけながら、安置します。湿気の多い水回り、外からの冷気と暖房で結露が出来るような窓際、エアコンが直撃するような場所は避けたいものです。

数年、数十年、お骨つぼのままご安置される場合は、シリカゲルをつぼの中に入れたり、蓋の内側に貼る、つぼと蓋の隙間を塞ぐなどの対策をします。

つぼピタ 1,200円

抗菌シート、シリカゲル、シリコンテープのセットです。

ご収骨の前に準備し、お骨つぼの底にシートを敷き、シリカゲルを置き、お遺骨を納め、さらにシリカゲルを入れ、蓋を閉めテープで隙間を塞ぎます。

ご収骨後に使用する場合、お遺骨の隙間にシリカゲルを入れ、シートを被し蓋を閉めテープで隙間を塞ぎます。

市販されているシリカゲルやマスキングテープなどを利用し近い状態にすることも可能です。

お骨つぼカバーを可愛いものに替える。

お店で購入する。インターネットで購入する。最近ではお骨つぼカバーには見えないようなものも増えて来ています。

購入する前に、サイズをしっかり確認します。

2寸:つぼ直径6cm    3寸:9cm    4寸:12cm

5寸:15cm    6寸:18cm    7寸:21cm

 

右の一般的なお骨つぼカバーからお着替えをすると、印象が変わります。お客様の目に触れることのあるリビングなどにご安置されることも、撫でたり抱きしめたりもしていただきやすくなります。

モコモコお骨つぼカバー

 

法要、供養祭に参加する、一緒にご旅行する、災害が起きるなど急な避難時に連れて行きやすい、持ち手のついたお骨つぼカバー

バスケット風お骨つぼカバー

 

愛用品からおつくりするお骨つぼカバー

あの子のお気に入りのブランケットや、ご家族愛用のブランケット、お洋服などからおつくりします。

 

お遺骨のパウダー加工

長期間、ご自宅にご安置される場合、パウダー加工を施す、という方法があります。

お遺骨をお預かりし、パウダー状に加工しお返しいたします。

①お預かりパウダー加工 11,000円〜

②立ち合いパウダー加工 22,000円〜

③パウダー加工・滅菌・真空加工 16,500円〜

①はお遺骨をお預かりし、パウダー状にしお返しいたします。容器は含まれておりませんので、ご用意いただくか、ご要望を伺いご用意させていただきます。

②は松本市の寺院にて読経をあげていただいた後、ご家族お立ち会いのもと、パウダー加工させていただきます。容器は含まれておりません。

③はお預かりし、パウダー加工、滅菌、真空状態に加工しお返しいたします。

2〜5寸のお骨つぼに納まったお遺骨が対象ですが、6〜7寸の大きな子も対応させていただきますのでご相談ください。

「土に還してあげたい。」①か②をお選びいただき、元のつぼに納めお返しすることも可能です。丁寧にご納骨していただけるよう、自然に還る素材の納骨袋にお納めすることも可能です。

パウダー加工することで、2分の1〜3分の1程になります。

 

「ずっと近くに置いておきたい。」

「つぼのままでは悲しいので可愛らしい容器に移してあげたい。撫でたら抱いたりしたい。」

③をお選びいただき、シリコンつきのつぼにお納めするという方法。

〝ペフモ〟にお納めする、という方法もあります。

シリコンつきお骨つぼ

虹色おなまえチョーカー

 

おかえりペフモ

〝おかえりペフモ〟2種類の大きさ、垂れ耳、立ち耳の子をお選びいただけます。同じ子はいない、1点物です。

おかえりペフモ小 10,800円

おかえりペフモ大 13,800円

小サイズ:チワワ、マルチーズ、シーズー等の小型犬

大サイズ:ダックスフンド(大きな子)、フレンチブルドッグ、シェルティ、ラブラドールレトリーバー等の中型〜大型犬

 

パウダー加工を施したお遺骨をいくつかに分け真空加工しお納めします。

お預かりする際、分骨のご要望がありましたらお申し付けください。

分骨カプセルにお納めする。天使のカケラをおつくりする等、ご提案させていただきます。

天使のカケラ

お遺骨のご安置方法はご家族それぞれで、何をしてはいけない、ということはありません。

「ずっと家にいたら成仏できないと言われた。」

そんなことは決してありません。ご家族のなさりたいようになさるのが最善の方法なのだと思います。

そして、いつかご納骨をとお考えでしたら、お庭に埋葬する、寺院、霊園の合祀墓に納骨する、個別墓をつくり納骨する、等いくつも方法があります。

ゆっくりご家族のみなさんでご相談ください。

 

よくある質問 お墓に埋葬してあげないといけないの?

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

公式ホームページ

https://nijinokakehashi-poo.info/

 

ペット筆チャーム

ペット筆チャーム

8,800円

ふわふわの毛もくるくるの毛も形にして残したい。

成長と共に色や質が変化する毛も残しておきたい。

想い出を形に。

ネームタグ:長方形

風雅 2015.9.5  書体:丸文字体

 

ネームタグ:ボーン形

TAMAKI 2015.8.5  書体:美麗体

 

ネームタグ:ハート形

ふうちゃん 5歳 書体:ポップ体

 

・3cm以上あるカットした毛やおひげをばらばらにせずに紙に包んだり袋に収めお送りください。

・抜け毛からお作りすることも可能ですが、アンダーコートは筆チャームには向きません。

・白い毛、黒い毛などは色が混ざらないよう分けてお送りください。

・毛をお預かり後、制作に1ヶ月半〜2ヶ月のお時間をちょうだいします。

 

 

お届けしたペット筆チャーム

マルチーズのももちゃん

ももちゃん・ポップ体

 

三毛猫のすずちゃん

すず 11歳・丸文字体

 

シェルティーのとむちゃん

とむ 2006.12.10-2021.11.24 ・丸文字体

 

ノルウェージャンフォレストキャットのノエルちゃん

2021.7.22 ノエル・美麗体

 

いつでも触れられるあの子の毛やおひげ。

サマーカットする時に残しておいたり、抜け落ちたおひげを残しておいたり。

そしてお空に還る前に残しておきたい。ずっと残るあの子の生きた証。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

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気になるあの子〜あれから一年〜

昨年3月に我が家の一員となった、黒猫のこはるは今…。

早いもので、あれから一年が経ちました。人に捨てられたかもしれない妊婦猫が外で産んだ子です。八年近く、人の援助を受けつつ外で生きて来ました。母猫といつも一緒にしましたが、その子が天使になり取り残されました。そして我が家に引っ越して一年経った今の姿です。

お気に入りのストーブ前で、ゴロンゴロン。

「撫でなさいよ。」「手を止めるなんて許さなくってよ。」と威張っています。

先住猫ともこの通り。

中央がこはるです。

キャットタワーの最上階も制覇。

毎日しっかりごはんを食べ、トイレの失敗もなく、私がキッチンに向かうと先回りしてオヤツを待っています。オヤツは3にゃん仲良く同じものを食べていますが、超のつく早食いのこはる。他の子が残すのを至近距離で圧をかけながら待ち、負けて去った子のオヤツの続きを完食します。

自分の可愛さに気づいたこはる

我が家に来てすぐはケージで過ごしてもらい、その後一部屋フリーに。慣れてきた頃に先住猫たちと対面し、特にケンカもしなかったので完全フリーになりました。

猫たちには慣れても、私にはなかなか心を許してくれず、家庭内野良猫状態が10ヶ月。

「これでよかったのだろうか?」

自分の選択は間違っていたのか、こはるのためにならないことをしたのだろうか。

自信をなくしたこともありました。でもひたすら猫撫で声で呼びかけ続けてよかった!ちいさな作戦をいくつも練り実行してきてよかった!

外は寒くてもこはるは暖かくしている。何よりも猫たちと楽しそうにしているから。

うーんと長生きしようね。

まだまだたくさん楽しいことしようね。

そして、お爪切らせてね。

気になるあの子

 

これから新しい家族を迎えようとお考えのみなさん。

シェルターやボランティアさんの元には、たくさんの保護猫、保護犬が暮らし、里親さんの迎えを待っています。子猫、子犬だけではなく、成猫、成犬もいます。

ご自分の年齢を考え諦めている方も、穏やかな老猫、老犬の里親になる、という選択肢もあるのではないでしょうか。

生まれてきたみんなが誰かに愛され天寿を全うできますように。そして、感情のあるこの子たちに純粋な愛情をもらい幸せなのは私たち人間の方だと思っています。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

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愛用の生地でおつくりするお骨つぼカバーとポーチ

オーダーお骨つぼカバー

4,400円〜

 

猫ちゃん愛用のブランケットからポーチをおつくりしました。

以前おつくりしたあの子のお着替え(お骨つぼカバー)とおそろいのポーチはB5サイズで
診察券やポストカード、遺毛など大切な遺品を収められる物が欲しいとのご要望でした。

B5サイズ(その他の大きさもご希望あれば伺います。)

2,500円(内税・送料別途)

捨てられない、捨てたくないあの子のものをコンパクトにまとめて保管したい。

あの日とっておいた肉球スタンプも大切に保管されていました。

お骨つぼカバーをおつくりした時に残った生地がこうして形になりました。

仕舞い込んである遺品はありませんか?いつか、どうしようか迷う日が来るかもしれません。こんな風に残すこともできますので、捨ててしまう前にもう一度ご家族とご相談ください。

裁縫や編み物が得意なご家族は、ご自分でお着替えをつくったりされています。ご参考にしていただけたらと思います。

もちろん、オーダーも承ります。

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

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忘れないよ。キミの勇姿。

キミがお空に旅立って1年が経ちました。

あの頃、辛いなんて思うことはありませんでした。

自分たちの感情よりもキミのサポートに集中していたから。

オムツの交換をするときも、ごはんの用意をするときも幸せでした。

クルクル回るように歩くキミに歩行器をつくり、怪我をしないように見守りました。9時間歩き続けたこともあったね。

ママが聴こえなくなり、目が見えなくなり、大きな声で鳴き続けることもありました。

どうしたらいいかわからなくなった時、SNSで励ましてくれる方々がいました。心強かった。シニアの子と向き合った経験のある方ってたくさんいるんですね。教えてもらうこともたくさんありました。

甘酒もプリンも受け付けなくなったとき、覚悟を決めました。

1日でも長くいて欲しいけれど、苦しませることはしたくない。キミが穏やかに眠れますように。

 

10ヶ月以上に及んだ介護生活が終わる時がきました…。

優しく穏やかで、天使のような寝顔でした。

たくさんの花で包んであげよう。お弁当持たせてあげよう。毛を少しもらっておこう。寝顔だってたくさん撮ろう。

キミの勇姿はこの先もずっと忘れないよ。

やんちゃだった若い頃も可愛かったけれど、おじいちゃんになってからがまた更に可愛かったね。

 

残ってしまったケア用品やフードは保護犬たちに寄付してくださいました。

可愛い歯を少しだけガラス球に閉じ込めキーホルダーにしました。

どこへでも一緒に出かけられるね。

お寺で四十九日の法要を執り行いました。

あれから一年。お寺で一周忌法要を執り行いました。

もう一年。でもまだ一年。

お散歩しているワンちゃんやSNSで他の子を見るのも少し胸が苦しくなります。

でも久しぶりに触れたワンちゃんに少し癒されつつ、いい時間が過ごせました。

キミの存在の大きさをしみじみと感じます。

今もこれからもずっと、唯一無二の存在です。

17歳6ヶ月、たくさんの幸せをありがとう。キミの勇姿、忘れないよ。

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

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