ゴールデンレトリーバーの福ちゃん。

お客様からのお言葉

その節はありがとうございました。あれから毎日寝るときは福も2階に、起きたらリビングに連れて行くのでお骨つぼカバーが傷んできました。 福のために買ってあったフードや介護用品、他のワンちゃんたちのために使ってください。

 

大きな体はお父さんお母さんの愛情でできています。

全部愛おしいから。

後日、モコモコあたたかい福ちゃんのお着替えをお届けに伺い、美味しい和菓子のお土産と、シェルターで暮らすワンちゃんたちへ、とたくさんの大切な遺品をお預かりしました。

 

福ちゃんのために用意された、たくさんのフード、新品のオモチャ、オムツやサプリメント、床擦れ防止用品、シリンジ、抱っこ紐、お散歩大好きな福ちゃんを乗せてお散歩出来るカート。愛情が伝わってくる大切な福ちゃんグッズをたくさん寄付してくださいました。丁寧に1つ1つご説明までしてくださって…。

必要でしたらご連絡ください。と言っていただき、保護犬シェルター(ゆめまるHAPPY隊)さんに確認したところ、是非いただきたい!とのことで、また福ちゃんのお家へ伺いました。

以前お会いした時よりも、悲しみが深くなっているような気がして、あまりお話できませんでした。

福ちゃん、ここにいる? ママ心配だね。 私には何も出来ないから、あなたから伝えて欲しいなぁ。ママの幸せがぼくの幸せだって。

 

この子のためにできること。

ある日、1本の電話が。

「うちの子が寝たきりになりました。遠からず、その日が来てしまうかもしれない。その時お願いできますか?」

つまり、(生前予約)です…。この電話をかけなければいけないご家族の心中は…。

その日が来るのが1日でも1秒でも先になりますように。そして、今できることを一緒に考えましょう。

床擦れしないように、硬いフードが食べられなくても柔らかいフードはどうでしょう?点滴、シリンジでお水を。 そして何より、側にいられる今を大切に…。

それから約1ヶ月、気にはなりましたがこちらからご連絡するわけにいかない職業。あの子はどうしているかな?食欲戻ったかな?ご家族はどうされているかな?奇跡は起きたかな?ご連絡がないのは元気な証。

しかし…。

ある晩電話が。

「いよいよかもしれません…。」

そしてその数日後。

「今眠りにつきました。」

翌日、お葬儀の打ち合わせのためご自宅に伺うと、たくさんのぬいぐるみに囲まれたはなちゃん。可愛いお顔をしています。

14歳5ヶ月。

いつものごはんが食べられなくなっても、これなら食べられるかも、柔らかいものなら食べられるかも、フルーツなら、あれなら…。

お家で点滴もしました。針を刺すときには胸がチクッと痛みます。でも、この子のためになるなら。この子が頑張ってくれているのだから。

この子のためならなんでもしたい。この子には私たちしかいないのだから。

人が大好きで、ワンコには興味がありません。体が大きいから、無邪気なだけなのに、たまに怖がられてしまうことも。失礼しちゃうよね?遊びたいだけだもんね!

いつまでも赤ちゃんのような存在だから、お父さんとお母さん、ふたりで出かけると必ずお土産を買って帰りました。どんどん増えたぬいぐるみ。中でもこの子たちがお気に入り。

食いしん坊で、好きなものがたくさんあります。ちくわ、ビスケット、ジャーキー、りんご。

りんごは可愛くウサギさんにしてあげよう。 「あと何が好きかなあ?」

最近はお散歩行けなかったから、明日はいつものお散歩道をまわってみよう。

お口にお水もね。

私たちが送ってあげられるのは、途中までだよ。

たくさん食べてね。お水も飲んでね。

子守唄代わりに、お経もあげてもらおうね。

はなちゃん、14年以上も一緒にいてくれてありがとう。「まだまだ一緒にいたい。」お父さん、お母さんの気持ちに精一杯応えてくれたね。

眠りにつくとき、お父さんの帰りを待ってくれてありがとう。見届けるのは辛いけど、見届けられないのはもっと辛かったかもしれない。お母さんひとりだったら…。

大きく少し硬いあなたのお手手

これからもずっと忘れないよ。またいつか逢えるよね。それまで待っていてね。大好きなあなたへ。

 

 

3月24日保護犬・猫譲渡会

松本保健福祉事務所 犬舎前にて譲渡会が行われました。

先日の雪は溶け、風もなく天気に恵まれたこの日。

新しく家族を迎えるなら保護犬、保護猫を迎えようとお考えの方、支援物資を届けてくださる方、募金をしてくださる方、たくさんの方々が足を運んでくださいました。

虹の架け橋ぷうもボランティアの一員として参加し、皆さんからお預かりしていた大切な遺品やフードなどをお届けしました。また、「ワンちゃん、猫ちゃんたちのために使ってください。」と頂戴した大切なお金もシェルターを運営する(ゆめまるHAPPY隊)さん(こねこの会)さんにお渡ししました。

たくさんの猫たちが暮らすシェルター。

粉ミルクや哺乳瓶、フードやベッド、あたたかい心遣いに感謝いたします。

松本市のドッグサロンBECKさんは、車にいっぱいのフードやトイレシーツ、オヤツなどをゆめまるHAPPY隊さんで暮らすたくさんの犬たちへと届けてくださいました。この大量のフードが1週間でなくなるなんて…! 60頭程の犬たちが家族の迎えを待っています。

人の勝手な都合で捨てられたり保健所に連れ込まれたり、心に傷を負った子たち。 それでも人が好き。健気にアピールする姿に胸が痛みます…。

この子たちが、今度こそ幸せに、あたたかいお家で生涯愛され暮らせますように。

当日の譲渡はできません。心や体に傷を負った子たちがほとんどです。もう二度と傷ついて欲しくないから。傷つけて欲しくないから。 ご理解いただき、条件の合ったご家族に、後日譲渡となります。面談をしたり、トライアル期間を設けたりします。

家族として、この子たちを一生愛してくださる方に。

私はずっと猫しか知りませんでしたが、犬も愛おしい。みんな個性があり、感情があり、生きている。愛情表現も豊かで、当たり前ですが1人1人違う性格。容姿だけじゃなく、内面もみんな可愛らしい。

みんな我が子に、とは出来ませんが、今の私に出来ること。支援物資を届けたり、譲渡会のお手伝いをしたり、シェルター運営費用確保のためのフリーマーケットの物資を寄付させてもらったり、当日売り子になったり。また、チャリティーカレンダーを置いていただけるお店や企業さんを探したりしています。

ちいさな命のために、何か役に立てるなら。

命を捨てる人がいる一方で命をつなぐ活動をしている方々。イタチごっこがいつか終わり、ちいさな命がみんな、誰かの「家族」として生涯を全うできる日が来ますように。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

 

 

 

 

 

ちいさな家族の合同供養祭を行います。

今週の日曜日

4月22日(日)
松本市寿北にある生蓮寺さんにて、ちいさな家族の合同供養祭を行います。

 

午後3時から4時半
ご住職に読経をあげていただき、その後お茶を飲みながら談話ができたらと思っています。

まだ納骨されていない場合はお遺骨を。もしくはお写真、お位牌を。
服装は普段着で大丈夫です。

大切な家族を見送ったみなさん。
お茶を飲みながら、あの子たちのお話をしませんか?ポッカリ空いてしまった穴が少しでもちいさくなれば…という思いから、ご住職に相談を持ちかけ、合同供養祭を行うことになりました。

当日は、私も参加者のひとりです。
愛猫ぷうを連れて行きます。
すぐ泣きます💦 でも、それでいいのかなあと思っています。

初めての試みで、何家族集まってくださるかはわかりませんが、これから毎年〝供養祭〟とお茶会を開きたいと思います。

ご興味のある方は虹の架け橋ぷう 本木までご連絡ください。

お一人様2,000円(お茶菓子・お土産付き)同伴されるご家族、ご友人はお一人様500円 よろしくお願いいたします。

また、「こんなことをして欲しい」
何か案がありましたら、ぜひお聞かせください。

場所 松本市寿北3-12-24 生蓮寺

お問合せは 070-1490-3588 虹の架け橋ぷう

お問い合わせ多数いただいています。

今月、猫ちゃんを見送ったばかりの男性が、参席したいとご連絡くださいました。

「時間が経てば少し落ち着くと思っていたけど、逆に辛くて仕方がない。体調が悪い。写真を見ると涙が…。これからもし、ペットロスの会などがあれば声をかけてください。何でも参加したいと思います。」

昨年、ワンちゃんを見送ったご家族から葉書が届きました。

「実は新しい家族を迎えました。あの子にそっくりな模様の子です。今は子育て奮闘中です。」

あの子に悪い…。この子はあの子ではない。

でも、みんなで幸せになっていいんだよね…?

ワンちゃんを見送ったお母さんからご連絡をいただきました。

「その日は参加されるご家族のお心が少しでも癒されますことを願って空を見上げてようと思います。」

「この子にお経を聞かせてあげたい。」

そう言う母と参席します。

「可愛くできたお位牌をぜひ本木さんにも見てもらいたい。お遺骨は心配なので、お位牌のこの子と参席します。」

それぞれの想い。

ちいさな家族を見送ってからの過ごし方。

4月22日、来られる方も来られない方も、ほんの少しでもポッカリ穴がちいさくなれば。

そして、みなさんとの会話の中で笑ったり、もしかしたら泣いたり。

我が子を想いあたたかい時間となりますように。

弟からお兄ちゃんへ。

ちいさなおばあちゃん。だけど赤ちゃん。

パピヨンのはなちゃん、17歳。

はなちゃんには、中学2年生の弟がいます。彼が生まれる前からはなちゃんはこのお家の一員です。

可愛く仲良くじゃれながら成長する…?かなと思いきや、男の子ならではの少しやんちゃな愛情表現。だって、可愛いもんね!

友達みたいにずっといられたら。

でも、はなちゃんはおばあちゃんになりました。

当たり前にできていたことができなくなって…。

後ろ足が動かなくなりました。

起きられなくなりました。

そしてオムツをすることに。

〝弟〟だった彼はいつの日か〝お兄ちゃん〟になりました。ちいさなはなちゃんを守ってあげたい。

お母さんとお父さんがお仕事のときは、お兄ちゃんがはなちゃんのお世話を。一緒にいる時間が1番長いお兄ちゃん。

何を考えながら、はなちゃんと過ごしていたのかな。

はなちゃんが眠りにつくとき、家族みんなが揃っていました。

はなちゃん、待っていてくれたのかな。

食が細いちいさな体のはなちゃん。たまごボーロとか、好きなんだね。お母さんたちが持たせてくれました。

お手紙も持っていってね。

旅の途中までみんなでお見送りしました。

はなちゃん、17年間幸せだったね。そして、はなちゃんがいてくれて、家族みんながどれだけあたたかい気持ちになったか。生まれてきてくれてありがとう。このお家にきてくれてありがとう。

またいつかきっと逢える。

それまでみんなの心の中に。忘れないよ、はなちゃん。