愛猫ぷうの七回忌法要

寺院で執り行われた愛猫の七回忌法要

6回目の命日を前に、松本市の生蓮寺さんにて読経をあげていただきました。

甘えん坊でいつも私にくっついていて、カーテンを開けるのもお醤油を取りに行くのも抱っこして一緒に動いたね。

初めての猫、初めての介護、いつかいなくなってしまう恐怖と不安。ぷうがどうして欲しいか考えていたつもりでしたが、自分の感情でいっぱいいっぱいになっていた気がします。

完全に寝たきりになってからはリビングに全てを移し、目の届くところに寝かせていました。

自宅で点滴をしたり、シリンジでお水を飲ませたり、お尻を洗ったりお顔を拭いたり。できるだけの事をしているつもりでしたが、あとで後悔したことは、もっと撫でてあげればよかった。もっと話しかけてあげればよかったということです。

明日も生きて欲しい。1分1秒でも長くそばにいて欲しい。

自分の感情が優先になっていました。

息をするのを止める瞬間まで幸せでいて欲しい。

あの頃に戻れるものならば、こう考えます。でも時間は戻らない。自分を責めてもあの子が喜ぶわけがない!してあげられなかったことを悔やむよりも、大切に想い続けよう。

お母(私)の匂いが好きなぷう。

ちびっ子にヤキモチ妬いて怒るぷう。

友人の愛猫、ちゃたろうくんは19年間友人を支え、幸せにしてくれました。

この日、ちゃたろうくんの四十九日法要も合同で執り行いました。

今、友人は深い悲しみの中にいます。何を言っても今は届かないかもしれませんが、話を聞いたり、一緒に泣いたり笑ったり、私にできることをしていきます。

ちゃーたん、可愛いちゃーたん。大好きだよ。忘れないよ。

ご住職には丁寧な読経をあげていただきました。

私たちが忘れない限り、あの子たちは今もどこかで幸せにしている。

そしていつかまた逢える。

 

ぷうちゃん、ちゃーたん、生まれてきてくれてありがとう。

私たちの生活を、毎日を、心を豊かにしてくれてありがとう。

この世の中でこんなに悲しいことがあるのか…と絶望したけれど、強くなりました。たくさん泣いたけれど、今も泣くことがあるけれど、ぷうと家族になれたこと、別れも含めて後悔はしていません。もらった幸せの方がずっと大きいから。そして、ぷうもちゃーたんも幸せだったと信じています。今までも、これからもきっと。

また逢おうね。そのときはたくさん撫でて抱っこして、たくさんキスさせてね。そして腕枕で寝ながらでいいから話を聞いてね。

ご無沙汰しております。

気づけば前回の更新から…あっという間に毎日が過ぎていき、我が家の宝物、ぷうが眠りについてからはもうすぐ5年、虹の架け橋ぷうを立ち上げてからは3年3ヶ月経ちました。

ブログを読んでくださっているみなさん、ご無沙汰してしまいました。

近頃では、Instagram にお見送りした子とご家族のエピソードを短くご紹介しています。

ひとりひとり、容姿も性格も生まれ育った環境も違っていて、ご家族にとってかけがえのない存在で、お見送りの形もそれぞれです。

たった1度のお見送りをお手伝いさせていただく、ご家族のお気持ちにできるだけ寄り添って後悔のないお見送りをしていただくために、緊張感をもって努めております。

メモリアル用品も増えました。

「こんなものを作って欲しい。」

できるだけご要望にお応えしたいと思っています。

まだホームページに掲載できていないメモリアル用品を少しご紹介させていただきます。

 

天使のカケラ

お遺骨をガラス球に閉じ込めネックレスやサンキャッチャー、キーホルダーに加工します。

カプセルにそのまま納める形の分骨と違い、見える分骨の形です。

 

そのまま肉球キーホルダー 成長の記録

今までの肉球キーホルダーは片手、もしくは片足の肉球でしたが、両手、両足、ちいさな頃と大人になってからの肉球をひとつのキーホルダーにします。

 

TAMAYURA〜メモリアルフォトフレーム

ポンポンにした毛に触れられるフォトフレームです。

 

ハーバリウムキャンドルグラス

お線香の匂いが気になる、ほかのワンちゃんや猫ちゃんの健康に影響がないか気になる、キャンドル派のご家族におすすめです。

 

チョークアート

まるで写真のようですが、チョークアートです。お名前、メッセージなどもお入れします。

 

トイプードルのひなちゃん

お父さんからアルバムを作って欲しいとご依頼をいただきお作りしました。ひなちゃんの愛用品やお家やお庭、ひなちゃんの旦那ワンちゃん、娘ワンちゃんたちの写真、ずっとお世話になったトリマーさんが撮られた写真も納めました。

 

じょうくんとお母さんの似顔絵

Instagram でご縁が繋がった、じょうくんのお姉さんからのご依頼で、塞ぎ込んでしまったお母さまへのサプライズでした。彼とお母さまの写真をそれぞれ送っていただき、彼の赤い首輪はハート型のお揃いのチョーカーにしました。

それから数ヶ月後、新しいご縁があり、彼によく似た女の猫ちゃんの里親になられ、彼を想いながらも明るさを取り戻してくれたそうです。

 

ミニチュアヨークシャテリアのトレビちゃん信楽焼分骨入れと〝ころ〜る〟をお届けしました。一周忌の法要をお寺で執り行い、そろそろお庭に埋葬してあげたい。でも手離したくない。お骨をパウダー状にし、〝ころ〜る〟に分骨しました。そのとき、可愛らしいちいさなお骨はそのままの形で信楽焼分骨入れに納めました。

いつか、本当に埋葬するときがきても、トレビちゃんそっくりの信楽焼分骨入れはお近くに残されます。

 

ももたくんのおうち

〝天使のおうち〟をももたくんだけの特別注文でおつくりしました。

セミオーダーのおうちも素敵ですが、屋根にお耳をつけたり、ももたくんの写真から、青い首輪もフサフサの尻尾も再現したモチーフ、芝生のお庭や四つ葉のクローバー、思い出のある菜の花も再現し、素敵なおうちになりました。

 

メモリアル用品のほかにも、お骨のパウダー加工、四十九日や一周忌、三回忌の法要のご依頼も増えてきました。

まだ手離したくない。そばにおいておきたい。でもお骨にカビが生えてしまわないか心配。

時々そういったご相談があります。さらさらのパウダー状にし、密閉できる容器に移す。いつか埋葬する気持ちになるまでそばに。今すぐ決めてしまわなくても、ゆっくりゆっくり、後悔しないためにも時間をかけて。

 

〝つぼピタ〟

お骨を長期保管するつもりだけれど、パウダー状にはまだしたくない。そんなご家族へ。防カビシートと乾燥剤、伸びるシリコンテープのセットです。ご収骨されるときに防カビ対策を施します。

 

今、ご依頼いただいていること

お庭用の墓石は石屋さんにデザインから作っていただいています。

大切な被毛は、いつでも触れられるよう形にして残したい。毛のストラップはワンちゃん、猫ちゃん、ウサギちゃんも制作中でお届けまで少しお時間をいただいています。

写真をキャンバスに。間もなく完成、お届け予定です。

肉球をキーホルダーではなくお部屋に飾れるような形に。〝肉球タイル〟肉球とお名前、メッセージかご命日を彫刻します。

8月にお寺でウサギちゃんの四十九日の法要

10月にワンちゃんの一周忌の法要

12月に猫ちゃんの三回忌の法要

新しい取り組みとして、〝エンゼルケアプラン〟をご用意しました。綺麗にして送ってあげたい。闘病生活が続きお風呂に入れてあげられなかった。爪や毛が伸びてしまった。トリマーさんがご自宅へ伺い、お手伝いさせていただきます。

 

ワンにゃん愛護ステッカー

毎年、熱中症にかかり命を落とす子がいます…。防げることは防ぎたい。多くの方に知ってもらい、それぞれのご家庭で対策をして守って欲しいと思います。

ちいさな家族を守れるのは、その子のご家族です。みんなが幸せに天寿を全うできますように。

 

ペット保険のご相談承っています。ケガをしたり、病気にかからないとは言えません。元気なうちに入っておきたい。治療の方向を考えるときに、お金の心配をせずに最善を尽くせるように備えたい。

我が家はタンス預金でしたが、通院、入院などであっという間になくなり、介護に徹するため仕事を辞める…ことは出来ませんでした。備えは必要だと思いました。

 

虹の架け橋ぷうは、愛猫ぷうを見送った経験から、立ち上げました。

いつか訪れるそのときに後悔することなくお見送りをしていただけるようお手伝いがしたい。そして、喪失感から〝うちの子ロス〟になってしまっても、同じ経験をした〝理解のある方たち〟との交流をもてるきっかけをつくったりしたい。

今年の合同供養祭は、コロナ感染拡大の渦中に予定していたため、2度の延期をし、開催日は未定となっていますが、安心してお越しいただけるようになりましたら、ご案内させていただきます。

 

いつかその時がきてしまったら

〝ごめんね〟よりも〝ありがとう〟と伝えたい。

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

前を向いて。

「あの子をきちんと送ってあげることが出来なかった…。」

「悔いが残っている。」

昨年の合同供養祭に参加されていたご家族からご連絡をいただきました。

「実は、供養祭の少しあとに、新しい家族を迎えました。悔いは残っていたけれど、参加させてもらって、供養していただいて、皆さんに話をして聞いてもらったことで、胸のつかえが取れました。それから前を向けるようになりました。」

 

第一回 ちいさな家族の合同供養祭

第二回 ちいさな家族の合同供養祭

ペットロス

 

生まれてきてくれて、うちの子になってくれてありがとう。キミと出逢って人生が豊かになりました。

新しい家族を迎えても、キミと過ごした時間は消えないよ。

 

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

 

 

 

別れと出逢い。ちいさな家族にありがとう。

お寺で行われたあの子を送る会。

同居ワンコのイブちゃん、ママさんたちに優しく見守られあの子がお空へ。

前の飼い主さんが施設に入居することになり、新しい家族に迎えられたたくちゃん。すでに13歳くらいの大人猫ちゃんでした。

おもちゃで遊んだりするよりも、抱っこしてもらったり、撫でてもらったり、お母さんの体に乗って寝るのが好きな穏やかなたくちゃん。イブちゃんとも仲良くなりました。

一緒にいられた時間は長くはなかったけれど、穏やかで優しい時間でした。

たくさんのお花で包み、いつものカリカリを持たせ、旅立ちを見届けました。

そして、あの子の四十九日。

ご住職による丁寧な読経。そしてお茶やお菓子を囲みながら和やかな雰囲気に。

こちらのお寺には、ワンちゃん、猫ちゃんも暮らしています。人が大好きビーグルのうららちゃん。ちいさなイブちゃんに尻尾をカプッとされよほど驚いたのか、その後誰とも目を合わさず隅っこへ。イブちゃんとうららちゃんのやり取りに、みんな声を立てて笑ってしまいました。

そしてそれから数ヶ月。

あの日、またいつか猫を家族に迎えたいとおっしゃっていたご家族に、ちいさな命との出逢いがありました。

「タクの生まれ変わりではないかもしれませんが、運命だと思って大切にしたいと思います。」

おチビちゃん、元気に育ってね。

大切な家族だから最後まで愛を込めて。

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

 

 

あの子は寒がりだから。

「そろそろ納骨してあげたい。あの子は寒がりだったから、もう少し暖かくなってから。」

あの日、「棺はいりません。他の子のために使ってください。見るのも触るのも辛いからこのまま連れて行ってください。」

そう言って最後のお別れを済ませたあの子のお父さん。

あれから数ヶ月。一通のメールが届きました。

桜も今年のお役目を終え季節外れの雪ももう降らないだろう。寒がりなあの子をゆっくり眠らせてあげたい。

それぞれのお見送りの形。

大げさなことはしたくない。あの子の生きた証であるお骨がきれいに帰ってきたらそれでいい。

そして、ゆっくり眠らせてあげられたら。

言葉は少なくても伝わってくる想い。

「他の子たちに使ってください。」

そう言って預けてくださったフードは、あの子とお父さんが腎不全と闘ったこと、1日でも長く生きて欲しい、と手を尽くされたことが伝わってくるものでした。

茶ちゃん、きっと幸せだったね。お空のみんなに自慢できるお父さんだね。また逢える日までゆっくりお休みなさい。

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

 

【一任個別火葬】

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

 

 

 

 

 

 

大好きな家族の匂いにつつまれて。

あの日、お母さんとお父さんのハンカチと、お兄ちゃんたちの靴下を持たせてあげました。

食いしん坊だったキミにいつものカリカリと、バンダナと、服も持たせてあげたね。

あれから5ヶ月。

未だにキミのいない生活には慣れません。どうしてここにいないのだろう?不思議な感じが続いています。

時々、思いがけないところにキミの白い毛が付いているのを見て笑ってしまうことがあります。

確かにここで暮らしていたんだよね。確かに生きていたんだよね。

青空に泳ぐ鯉のぼりの写真を見て、季節は移り変わるのだとしみじみ感じました。

天国にいったみんなは、こんな風景を見下ろしているのでしょうか。

先日、綺麗な花桃の枝を見つけて、あの子の仏前に供えました。

 

しっぽちゃん。

いったんお空にいってしまったけれど、そろそろ生まれ変わる準備に入っていたりするのかな?

あの日キミのお母さん、お父さんからお預かりしたキミの好きなフードや爪とぎ、トンネルは他の子たちにお裾分けさせてもらったんだよ。

キミは確かに存在している。

 

生まれてきてくれてありがとう

家族になってくれてありがとう

たくさん幸せありがとう

  

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

今だけ泣かせて。

虹の架け橋ぷうでは、どうしてもご都合がつかないご家族に代わり、お迎え〜火葬、収骨までさせていただきご自宅へお帰しする〝おまかせプラン〟があります。

あの日、あの子を抱え扉を開けると、同居ワンコのれんくんがジャンプ、ジャンプで熱烈な歓迎をしてくれました。

炬燵でみかんをいただきながら、パパさんとおばあさまとあの子の話を。

おとなしくて賢くて手のかからない子。1回もトイレの失敗をしたことがありません。毎日寝るときはパパさんと一緒。

「誰にでも懐く子ではなかった。自分にだけ甘えてくる可愛い子。」

ボイルした笹身が1番好きだった。

カリカリもパウチも好きでいつもしっかり食べていた。

「いい子だったね。でも、襖をカリカリして参ったこともあったね。」

 

前日、もなかちゃんにお別れを言いました。お仕事の都合上、夕方にならないと体が空かないということでした。

もなかちゃんをお預かりする時、もう一度顔を見てもらいました。

男泣きするパパさん。

 

「今だけ泣かせて。」

 

「よし。もう大丈夫。お願いします。」

 

ちゃんと送ってあげられたから笑顔で話せる。 これからもずっと。

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

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お母さんのところにお帰りなさい。

先日のこと。

「収骨しません。辛いから。お骨もいりません。」

虹の架け橋ぷうでは〝おまかせプラン〟があり、収骨されないご家族に代わり、お迎えから火葬、収骨をさせていただきご自宅へお帰ししています。

お迎えに伺うと、外に段ボール。嫌な予感は的中し、そのままお預かりすることになりました。

 

「もう1度お顔見られますか?」

「辛いから顔も見たくない。」

 

とてもやり切れない気持ちを引きずりながら火葬場へ。

可愛いお顔を見て撫でてから送ろうと紐をほどき、ガムテープを剥がして開けると、そこには…。

お母さんからの手紙と液状おやつが一緒に納められていました。

思わず涙。

〝それぞれのお見送りの形〟

 

そう。冷たいわけではない。愛情がないわけでもない。

むしろ愛おしいから。

 

私は大切な家族をお預かりして旅立ちを見届ける。ご家族の想いに寄り添うなんて簡単なことではないけれど、いつも〝気づき〟があり、自分の薄っぺらさにがっかりしながら、日々成長させていただいています。

 

 

「お骨、やはりください。」

 

やっぱりお家がいいね。

お母さんのところにお帰りなさい。

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

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救われたちいさな命。

いつも見かけるあの子。どこかでごはんをもらっているようです。可愛いなぁ。連れて帰りたいなぁ。でも… お母さんたちに反対されてしまうかもしれないし…。

お外で暮らしている猫。

気になるけれど…。

 

心優しいちいさな女の子が気にかけていたあの子。

ある日、事故に遭いケガをしているところを見つけました。ショック…!でも、息をしている!

すぐに連れて帰り病院に連れて行ってもらいました。

そして、そのまま家族として迎えることに。お母さんもお父さんも反対はしません。優しい気持ちを大切にしたい。

あれから16年。

あの時失われていたかもしれないちいさな命はたくさんの幸せを振りまき、命の尊さを教えてくれ、優しい少女たちを育ててくれました。

 

下半身が不自由だって。オムツしてたって。

ちいさな体のキミに教えてもらったことがたくさんある。

あの日会えたのは、キミが生きててくれたのは、優しい少女にまた会いたかったからだよね。

救われたのはキミだけじゃない。少女もまた救われたんだよ。

こたつが大好きなキミ。あれからもうすぐ3ヶ月。もしかしたら、お家に帰ってきてこたつの中で丸まっているのかな。

 

生まれて来てくれてありがとう。

うちの子になってくれてありがとう。

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/