黒猫のサンタちゃん。

2020年12月25日

ちいさな黒猫が庭に倒れていました。ねずみ捕りの罠にでも引っ掛かってしまったのか、その体は所々毛がなく、足の甲や踵は骨がむぎ出しになっていました。毛の少ない尻尾はか細く、下半身はウンチまみれです。お尻には男性の親指くらいのコブのようなものがありました…。

こんなにぼろぼろな猫は見たことがありませんでした。ひとまず玄関に入れ、ストーブを用意しました。新聞紙を敷きつめ、段ボール箱にも新聞紙を敷きちいさなハウスを置きました。

魚味の猫用フードを与えると、よほどお腹が空いていたのか、目やにの混じった涙を滲ませ食べました。生きられるのだろうか。それに、うちでは面倒を見切れない。

 

「今にも死んでしまいそうな猫がいる。安楽死と火葬を頼みます。」

 

私は旅立ちのお手伝いをさせていただく葬儀屋です。でも〝安楽死〟はもちろん私のできることではありません。信頼できる獣医師さんに相談する前に直接会いたいと申し出ました。

初めて会ったその子は、想像以上に痛々しい姿でした。成猫のようですが子猫のような華奢な体…。意志とは関係なく柔らかいウンチが出てしまうようです。玄関に敷き詰めてある新聞紙もウンチまみれ、血液も混ざっているようでした。

でも、目に力があります。

可愛らしい声でちいさく鳴き、私の足に擦り寄ってきました。初めて会った私に甘える様子にも驚きました。

どこでどう生きていたらこんなにボロボロになるのか…。よく事故に遭わず、生き延びてきたね。ここで倒れるまで、この寒い中、細い足で歩きさまよい助けを求めて辿り着いたんだね。人に甘えることを知っているんだね。応えてくれる人が以前はいたの?

ごはんを食べる姿を見ながら、一度病院へ一緒に行き診てもらおうとお願いしました。

 

ひと通り検査をしてもらうと、猫エイズ、白血病共に陽性…。そしてお腹には回虫とマンソンがいました。上顎は炎症をおこしており、お尻のコブのようなものは原因がわかりませんでしたが、少しでも触れると悲鳴をあげました…。

まさに満身創痍…。

病気だから人に捨てられてしまったのか、人に捨てられ彷徨ううちに病気になってしまったのか、本当のことはわかりません。わかることは、こんなにボロボロになっても、今生きているということ。生きようとする力があるということでした。

「うちでは飼えない。」

そう言いながら、玄関に敷いた新聞紙をペットシーツに替え、トイレを新調し、アンカを入れたハウスを作ってくれていました。

保護から1ヶ月。4回目の通院日にお迎えに行ったときの黒猫ちゃん。

黒猫だから仮に〝クロ〟とされていたカルテに名前が書かれました。

クリスマスに出逢ったから〝サンタ〟にしよう。

骨が見えてしまっていた足や尻尾が毛で覆われるようになりました。お尻は痛がりますが、少しずつ良くなっているようにも見えました。初めて病院に行ったときに教えてもらった薬の飲ませ方。慣れない手つきで試行錯誤しながら、毎日飲ませています。

迎えに行くと、少しだけ抵抗するものの、おとなしくキャリーに入ってくれました。1週間おきに病院へ。

もう、サンタちゃんの〝お父さん〟と呼んでいいですね?自然な流れでした。

ステロイドや抗生剤、療養食、通院を続けていくうちに、少しずつ体重も増えていきました。

お父さんは3階建のケージを購入。でも狭そうで可哀想と言い、ケージは保護猫シェルターへご寄付され、サンタちゃんには専用部屋を用意しました。

 

キャリーに入る→病院へ→お家に帰れる

少し我慢してもらいますが、ちゃんと家に帰れると理解しているようで、診察が終われば自らキャリーに入りたがりすぐに落ち着きました。

出逢ってから2ヶ月半

3月に入り、ついに4kgを超えました!

このときは一緒に喜び、そしてこのまま回復して行くと信じていました。口の中の炎症もきれいに治り、あとは下痢が治れば。ワクチンや去勢手術も近いうちに。たくさん抱っこもしよう。

4月に入っても4kg台を維持し、3種混合ワクチン接種までこぎつけました。通院は2週間おきに。下痢はまだ続いています。原因がわかりません。拭いてあげても柔らかいウンチはすぐに体を汚してしまいます。

6月に入り食欲が落ちてきました。トイレに籠っても思うように出ないのか周辺にもらしてしまうことが増えました。この頃から少しずつ体重が落ちていきました。療養食は色々試した上で、これ以上痩せてしまわないように、食いつきを重視することにしました。

 

11月になりました。体重は3kg台を維持していますがずいぶん軽く感じます。下痢は続いておりよくお尻を舐めています。そしてまた…足の毛が薄くなり、踵の骨が見えてきました…。鼻も口も赤っぽく、かさぶたのようになっていました。薬を減らし、食べられるものを与えるようになりました。

「長くは生きられない気がする。だったらなんでも食べさせた方がいいんじゃないか。」

 

下痢は治してあげたいけれど、好きなものも食べさせてあげたい。サプリメントを混ぜたりしながら体重が減らないように気をつけていました。

また小さくなったように思います。でも撫でるとうっとり嬉しそうに喉を鳴らし、名前を呼ぶと来てくれます。

このままでもいいのかもしれません。でもウンチをする度に痛がっているのが可哀想で、治せる方法があるのではと…諦めがつきません。

 

4月になりました。出逢ってから1年と4ヶ月。4.5kgまでいった体重は出逢った頃の小さなサンタちゃんに戻ってしまいました。

思い切って別の病院でも診てもらうことにしました。そして〝短結腸症〟という、健康な子の腸に比べて3分の1しかないことがわかりました。そして治らないとも…。

それでも出来ることはしようと、食事療法、投薬、サプリメント、通院はサンタちゃんの負担を考え回数を減らし、薬だけもらいに行き届けつつお父さんからサンタちゃんの様子を聞きました。

診察台から降りたがり、私の上に来てくれたサンタちゃん。

 

6月に入ると「最近サンタの耳が折れてきた」とお父さんから連絡がありました。

「これはこれで可愛いけどね。」

体重は2kg台になってしまいました。知人の家族だった猫ちゃんが、亡くなる前耳が折れてきたことを思い出しました。

 

 

もしかしたら、残された時間はもう少ないのかもしれません。

撫でると嬉しそうにするサンタちゃん。抱いてあげたいけれどすぐにウンチが出てしまうからあまり抱いてあげられないというお父さん。

オムツをすることを提案しました。

ごはんはもうなんでもあげると決めました。焼き魚でも茹でたお肉でも食べられるものならなんでも。それから数ヶ月。

2022.11.27

サンタちゃん永眠

 

「サンタのことで相談があります。明日時間はありますか?」

申し訳なさそうに、言いづらそうに話してくださいました。

前日ごはんを食べていたけれど、朝部屋に入ったら冷たくなっていたということを。

翌日、一晩うちでサンタちゃんをお預かりすることになりました。

たった数日会わなかっただけなのに、また小さくなったね…。治してあげられなくてごめんね。2年近くもがんばってくれてありがうね。

ここからはサンタちゃんの最期の姿になります。苦手な方はここで閉じていただけたらと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

「安楽死と火葬を」あれから2年近く

生きようとしたサンタちゃんと守ろうとしたお父さん。

 

 

本当のところキミはどこでいつ生まれたんだろう。何歳なのかな。どうやって生き延びてきたのかな。

お父さんの家の庭で見つけてもらってなければ、ボロボロのまま、お腹を空かせたまま、ひとりで冷たくなっていたんだよね、きっと…。

ずいぶん頑張らせてしまったけれど、この2年弱、幸せだったかな。

賢い子だったね。穏やかで懐っこかったね。病院の帰り道はキャリーの中で寝ていたね。堂々として格好いいところもあった。お花は白や黄色で明るくしようか。明るく。可愛くして送り出すよ。

 

お母さんが用意してくれたお花

サンタちゃんを家に迎え入れることに積極的ではなかったお母さんも、毎日の投薬など協力してくれ、サンタちゃんのためにお花を用意してくれました。

遺影は、出逢って3ヶ月弱の頃の男前なサンタちゃんを選びました。

お家から持ってきていただいた、サンタちゃんの最近のお気に入りフードは明日お弁当箱に詰めて持たせてあげよう。

 

ちいさなサンタ帽と赤い蝶ネクタイ

うちの猫たちお気に入りのオモチャのネズミも持って行ってね。

 

この日は暖かく、時々小雨がぱらぱらしていましたが、お父さんに見守られながらお空へ。

明るく送ろうと思っても涙は次から次へと溢れ出てきて箱ティッシュを持ったまま手を合わせることになりました。

寂しいことは変わりませんが、火葬をして見送ると諦めがつくというか、踏ん切りがつくというか…。ひとつ超えた感覚がありました。まだ信じられない気持ちもあるけれど、白くちいさくなったサンタちゃんは、もうお尻が痛くないし、お薬飲まなくていいし、通院もしなくていい、がんばらなくていいんだ。

それにきっと、サンタちゃんは寂しくないね。なんとなくそんな気がします。

 

看取ってあげられなかったことが悔やまれる。

もっと抱いてあげればよかった。もっと撫でてあげればよかった。

 

どんなに手を尽くしてもその時出来ることを全てしたはずでも、あとになると込み上げるものがあります。

でもあの子は、あの子たちは、いつだって今を懸命に生きているだけで、もっと単純なのだと思います。

私の知っているサンタちゃんならこう言っていると思います。

あの時助けてくれてありがとう。大好きだよ。

「ありがとう」「大好き」お互いに、こんなにわかりやすく相手を幸せにする言葉があるのだからしっかり伝えたい。

いつか後悔などよりこちらの感情が超える日がきっときます。心からそう思える日まではたくさん泣いたり悔やんだりしながらあの子の写真に話しかけるときは無理にでもひねり出そう。

同じときを生きてくれたキミに

ありがとう。大好きだよ。

 

 

はるなつあきふゆ

あの子がお空へ。

元気いっぱい賑やかで、ママもパパも大好きな甘えっ子。
家族だけに心を許し、犬のお友達は、家族でもある黒柴のはるちゃんだけです。
「優しいはるちゃんのことは好きだけど、ごはんやオヤツはあげないよ。」
食いしん坊で、少し気の強いわがまま娘。
そんなキミが、そんなキミたちが愛おしい。

 

あの日、酸素室から出たいと言い、自力でトイレを済ませ、いつも決まって一緒に寝るパパのベッドまで行き、ママの手を借り定位置へ。
ママがずっと撫でていてくれました。
最後まで気丈で甘えっ子のキミらしかったね。

キミを包む花を、パパと一緒に選びました。
悩むパパに
「どんな子ですか?」
と訊ねると
「うるさいくらい、元気な性格です。」

 

あれから数ヶ月が経ちました。
家の中が静かで広く…寂しい。
キミに似合う花を選んでは部屋に飾っています。
ピンク色も似合うけれど、やはり向日葵がしっくりくるよ。
明るく元気でポジティブなイメージがキミにぴったりの向日葵。

いつも家に明るい光を、元気を、幸せをありがとう。
パパたち、これからゆっくり少しずつ、元気になるから。
だから安心していてね。

 

あの子がお空へ。

初めて会ったキミは頑なに背中を向けてこちらを見ようとはしなかったね。
家族が出来て去っていく子を何度も見送ってきたのかな。
他の子たちより少し大きなキミに一目惚れし、この手に抱かせてもらいました。

しばらくは様子を見ていたようだけれど気持ちが伝わったのか、どんどん自分を出してくれるようになりました。

ママも好きだけれど、パパが大好き。
妹が家族に加わってからは、大好きなパパと一緒に寝る特権を妹に譲ってあげる優しいお兄ちゃんになりました。

控えめだけれど甘えん坊。
ママとパパの優しさに包まれて、人が大好きになりました。
小さな子に触れられても全く怒らないキミは、みんなに可愛がってもらいました。
「この子の子供が欲しい」
子供はいないけれど、そんな風に言われたこともありました。

パパとママの次にごはんが大好き!
ごはんの予感がすると、キッチンまでスキップしちゃう。
そんなキミもおじいちゃんになり…
その日が来てしまいました。

大好きなごはん、食べられなかったもんね。しんどかったね。
よくがんばってくれたね。
寂しいけれど、覚悟する時間をキミからもらいました。

パパとママの匂いでしっかり包み、お空へ送りました。
雨が降り、虹の橋が架かったよ。
兄妹また逢えたかな。
優しいキミのことだから、お弁当分けてあげるんだろうね。

寂しいけれど、お空の上でもキミたちが幸せでありますように。

15年間、たくさんの幸せをありがとう。

 

鳥ちゃんだって生きた証を形に残せます。

「ワンちゃん、猫ちゃんのように肉球はありませんが、何か残せませんか?」

 

自然に抜け落ちた羽根をお守りに

虹まもり1,200円(税込)

 

セキセイインコのボンちゃん

清潔に保管されていた小さな羽根をお守りに納めました。

 

触れられるチャームに

ペトラップ8,800円〜(税込)

写真は天然石サファイア付きチャーム 19,800円

 

そのまま肉球(あしあと)キーホルダー

3,000円(税込)

あしあとのスタンプ、もしくは写真からお作りします。写真からお作りする場合、あしの大きさを測り、そのままの大きさを再現します。

 

ちいさな分骨入れ こころん

3,300円(税込)

羊毛フェルトでできた、まんまるフォルムの分骨入れは セキセイインコ・オカメインコ 等 からお選びいただます。

個性的な羽根の色やチャームポイントを再現

お写真からお作りすることも可能です。

追加料金1,500円(税込)別途送料をちょうだいします。

 

想い出を形に

あの子の面影を感じられるものを

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttps://nijinokakehashi-poo.info/

貴方は私の大切なプリンセス

あの子がお空へ。

 

穏やかで品があり、凛としていて、賢すぎるくらい賢い貴女。

こたつに入りたい時は、お布団をめくってもらうまで待ちます。
甘えん坊さんだね。

毎晩ママと一緒に寝ます。
普段はママの足元で。寒くなるとお布団の中でお互いに至福のときです。

 

出逢ったとき、貴女は不安でいっぱいだったと思います。
70頭を超える多頭崩壊現場から保護され、ママのところに来てくれました。

あの日から今日まで、1日1日を大切に育んできました。
そしてすっかり可愛い箱入り娘になりました。

「ヨーグルト」って言ったら、「ヨ」くらいからお目目きらきらさせていたよね。

 

お弁当にはヨーグルトサンド、鹿せんべい、焼き芋にボーロに、好物をたくさん詰めました。
お空のメルちゃんにもお土産を用意しました。
ふたり共、大切な娘です。

おしとやかな貴女にはお花がよく似合う。たくさんのお花で包みました。

 

メルちゃんの毛も保管されていました。ふたりそれぞれ、お守りに毛を納めました。

 

残せるものは、できる限り残したい。

 

 

時間が近づいてきました。日向ぼっこをしながら、家族写真を撮りました。いつかこの日を振り返られる日がくるのかな。

 

 

寂しいけれど、いったん送るよ。
幸せで濃い時間をありがとう。

 

 

 

あれから数ヶ月。

 

あの日カットしたあの子の毛とおひげが、お空のメルちゃんの毛とおひけが、それぞれ筆チャームになりました。

 

こうして形にしておけば、いつでも触れることができます。

 

また、あの日残しておいた肉球スタンプと、シルエットがフォトフレームに刻まれました。

シルエットの首元には、上品でお姫様タイプのあの子によく似合う、パールを。
ママさんが、わかりやすくイラストを送ってくださり、こうして形になりました。

ママから、可愛くてたまらない我が子への愛の告白。

「You are my cherished princess.You are the light of my life.

No one can take your place in the whole world.
I will love you for eternity.」

「貴方は私の大切なプリンセス。
貴方は私の人生の光。

世界中を探しても貴方の代わりはどこにもいない。
永遠に愛してるよ。」

 

多頭崩壊現場から保護されたあなたは、誰にも代わりは務まらない、ママにとっての唯一無二の存在になりました。

「可愛くてたまらない、自慢の我が子です!」

 

うさぎのぽちちゃん

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ぽちちゃんの三回忌法要

四十九日、一周忌に続き
松本市にある観音寺さんにて執り行い、和やかな時間をご一緒に過ごさせていただきました。

パパが一目惚れして迎えたぽちちゃん。
初めて子でわからないことばかりでした。
懐っこくて可愛くて、頭を撫でられるのが大好きで。
一緒に暮らしている中でキミから教わることもありました。

家族が増え、お散歩したり、海やお城にも行ったね。
海では流れてくるワカメに夢中だったね。

13歳のお誕生日から数日が経ち
キミは天使になりました。

あれから二年。
今でも帰宅すると真っ先にキミを撫でます。
そして今、パパは勉強しています。うさぎの健康と快適な暮らしについてさらに知識をつけるために。

ぽちちゃんの法要は同居家族のたまちゃん🐰も出席しています。
お寺で暮らすワンちゃん、猫ちゃんから大人気で、その場を和ませてくれています。
アレルギーのあるママ、たまちゃん、パパ、お空にいるぽちちゃんも、これから先もずっと幸せでありますように。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

https://nijinokakehashi-poo.info/

ペット筆チャーム

ペット筆チャーム

8,800円

ふわふわの毛もくるくるの毛も形にして残したい。

成長と共に色や質が変化する毛も残しておきたい。

想い出を形に。

ネームタグ:長方形

風雅 2015.9.5  書体:丸文字体

 

ネームタグ:ボーン形

TAMAKI 2015.8.5  書体:美麗体

 

ネームタグ:ハート形

ふうちゃん 5歳 書体:ポップ体

 

・3cm以上あるカットした毛やおひげをばらばらにせずに紙に包んだり袋に収めお送りください。

・抜け毛からお作りすることも可能ですが、アンダーコートは筆チャームには向きません。

・白い毛、黒い毛などは色が混ざらないよう分けてお送りください。

・毛をお預かり後、制作に1ヶ月半〜2ヶ月のお時間をちょうだいします。

 

 

お届けしたペット筆チャーム

マルチーズのももちゃん

ももちゃん・ポップ体

 

三毛猫のすずちゃん

すず 11歳・丸文字体

 

シェルティーのとむちゃん

とむ 2006.12.10-2021.11.24 ・丸文字体

 

ノルウェージャンフォレストキャットのノエルちゃん

2021.7.22 ノエル・美麗体

 

いつでも触れられるあの子の毛やおひげ。

サマーカットする時に残しておいたり、抜け落ちたおひげを残しておいたり。

そしてお空に還る前に残しておきたい。ずっと残るあの子の生きた証。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

https://nijinokakehashi-poo.info/

 

愛用の生地でおつくりするお骨つぼカバーとポーチ

オーダーお骨つぼカバー

4,400円〜

 

猫ちゃん愛用のブランケットからポーチをおつくりしました。

以前おつくりしたあの子のお着替え(お骨つぼカバー)とおそろいのポーチはB5サイズで
診察券やポストカード、遺毛など大切な遺品を収められる物が欲しいとのご要望でした。

B5サイズ(その他の大きさもご希望あれば伺います。)

2,500円(内税・送料別途)

捨てられない、捨てたくないあの子のものをコンパクトにまとめて保管したい。

あの日とっておいた肉球スタンプも大切に保管されていました。

お骨つぼカバーをおつくりした時に残った生地がこうして形になりました。

仕舞い込んである遺品はありませんか?いつか、どうしようか迷う日が来るかもしれません。こんな風に残すこともできますので、捨ててしまう前にもう一度ご家族とご相談ください。

裁縫や編み物が得意なご家族は、ご自分でお着替えをつくったりされています。ご参考にしていただけたらと思います。

もちろん、オーダーも承ります。

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

https://nijinokakehashi-poo.info/

 

忘れないよ。キミの勇姿。

キミがお空に旅立って1年が経ちました。

あの頃、辛いなんて思うことはありませんでした。

自分たちの感情よりもキミのサポートに集中していたから。

オムツの交換をするときも、ごはんの用意をするときも幸せでした。

クルクル回るように歩くキミに歩行器をつくり、怪我をしないように見守りました。9時間歩き続けたこともあったね。

ママが聴こえなくなり、目が見えなくなり、大きな声で鳴き続けることもありました。

どうしたらいいかわからなくなった時、SNSで励ましてくれる方々がいました。心強かった。シニアの子と向き合った経験のある方ってたくさんいるんですね。教えてもらうこともたくさんありました。

甘酒もプリンも受け付けなくなったとき、覚悟を決めました。

1日でも長くいて欲しいけれど、苦しませることはしたくない。キミが穏やかに眠れますように。

 

10ヶ月以上に及んだ介護生活が終わる時がきました…。

優しく穏やかで、天使のような寝顔でした。

たくさんの花で包んであげよう。お弁当持たせてあげよう。毛を少しもらっておこう。寝顔だってたくさん撮ろう。

キミの勇姿はこの先もずっと忘れないよ。

やんちゃだった若い頃も可愛かったけれど、おじいちゃんになってからがまた更に可愛かったね。

 

残ってしまったケア用品やフードは保護犬たちに寄付してくださいました。

可愛い歯を少しだけガラス球に閉じ込めキーホルダーにしました。

どこへでも一緒に出かけられるね。

お寺で四十九日の法要を執り行いました。

あれから一年。お寺で一周忌法要を執り行いました。

もう一年。でもまだ一年。

お散歩しているワンちゃんやSNSで他の子を見るのも少し胸が苦しくなります。

でも久しぶりに触れたワンちゃんに少し癒されつつ、いい時間が過ごせました。

キミの存在の大きさをしみじみと感じます。

今もこれからもずっと、唯一無二の存在です。

17歳6ヶ月、たくさんの幸せをありがとう。キミの勇姿、忘れないよ。

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

https://nijinokakehashi-poo.info/

幸せのかたまり

元気の源。最高級の癒しをくれる存在。幸せのかたまり。

「居てくれるだけで幸せ。」

私たちを幸せにしてくれるこの子たちが今幸せでありますように。

そして、お空の子たちが今も幸せでありますように。

大切な子を見送られたご家族が心穏やかに、その子が大好きないつもの笑顔に戻れますように。

外で生きている子たちが、この雪の降る中…この冬を乗り越えられますように。

生まれて来たみんなが暖かい寝床で安心して眠り、お腹いっぱいごはんを食べ、誰かに愛されその温もりの中天寿を全うできますように。

 

2021年もたくさんの子のお見送りをお手伝いさせていただきました。

みんなに共通しているのは、「愛されている」子だということ。

愛らしいお顔で眠っているどの子も、可愛くて仕方がありません。

悲しいはずだけれど、ご家族が見せてくれる笑顔。その子のお話をしながら泣いたり笑ったり、たった一度のお見送りが、心温まるかけがえのない一日となりますように。

そしてその後襲ってくるかもしれない言いようのない虚無感。家の中は何一つ変わっていないのにあの子だけがいない…。辛い日々を送られるかもしれませんが、あの日を振り返り、そして在りし日のあの子を思い出し、ご家族に笑顔が戻る日が来ますように願っています。

生まれてきたみんなが誰かに愛され天寿を全うできますように。

シェルティのとむくんからお預かりしたほんの一部です。

ワイヤーダックスフンドのりんちゃんからお預かりしました。

猫のチョコちゃんからお預かりしました。

ご紹介しきれないほど、たくさんの子からお預かりしました。

あの子からみんなへ。つなごう命のバトン

シェルターやボランティアさん個人宅にいるたくさんの保護犬、保護猫たち。外で生まれここに辿り着いた子、保健所に連れ込まれた子、迷子になったのか棄てられてしまったのか…かつて〝お腹いっぱい食べて暖かい寝床で眠る〟生活をしていたかもしれない子たち。

今は里親さんの迎えを待っている子たちへとたくさんの物資をお預かりし、お届けしました。

〝物資〟と言うと冷たい感じがしますが、ペットシーツやオムツ、療養食やケア用品。そのひとつひとつにご家族の愛情を感じます。

軽自動車いっぱいのベッドや介護用品、フードやシーツを託してくださった、とむくんのご家族。車が見えなくなるまで見送ってくださいました。まるで、もう一度とむくんを見送るかのように…。

お預かりした〝愛情のかたまり〟は、必要とするワンちゃん、猫ちゃんたちへと引き継がれます。

あの子たちの生きた証

大切な子を見送られる前に少しでも考える時間がありますように。

寝たきりになった子に神経を集中し、神様に願ったり奇跡を信じた日々。苛立ったり不安で涙が溢れたり…。

今、介護をしているみなさんがこころ穏やかに過ごせますように。

辛い時間は永遠のものではありません…。悲しくも、いつか終わりを迎えてしまいます。

そのとき、もう気力がないかもしれません。急いで見送らなければいけないと思うかもしれません。心にも体力にも余裕がない。でも、見送らなければいけません…。

お近くに、同じ経験をされた方はいらっしゃいませんか?お見送りをされた方に少しでもお話を聞けたのなら、心が軽くなるかもしれません。また、後悔したこと、してあげてよかったことなど、聞けるかもしれません。

かつて私もそうでした。愛猫ぷうとはふたり暮らし。介護も看取りも私ひとり。

「1日でも長く生きて欲しい。」

そのときはそればかり考えていましたので、亡くなったあとのことは何も考えていませんでした。

そして見送ってから時間が経ち、生きていた時の後悔もありましたが、他の後悔もじわじわと感じるようになりました。

毛をカットして残せばよかった。

肉球のスタンプをとっておけばよかった。

ぷうと寄り添って過ごした濃い夏が終わり、衣替えをしたとき、ニットに1本の毛を見つけました。たった1本の毛をどうしよう?捨てられないし保管も難しいかな…。少し悩み、口に入れました。人に言うと色々な反応がありますが、あえて書きます。

あのとき毛をカットしていたなら、白い毛、黒い毛、グレーの毛、おひげだって今触れることができたのだと思うと、どうしても悔やんでしまいます。

そして肉球も。〝近い日に別れがくる〟そう感じてから、スタンプをとったことがありましたが、嫌がり動くためうまくとれませんでした。

もしも間に合うのであれば

想い出を形に残すお手伝いをさせてください。

 

ミニチュアシュナイザーのレオンちゃん

あの日とっておいた肉球スタンプをタイルに。愛用していたお気に入りの毛布はレオンちゃんを包むカバーにされました。

 

柴MIXのタロちゃん

肉球スタンプからキーホルダーをつくられました。

 

猫のちゃたろうちゃん

肉球スタンプからフォトフレームをつくられました。

 

猫のみわちゃん

あの日カットした毛をお守りに収め、お写真から似顔絵チャームをつくられました。

 

川上犬の呼狼(ころう)ちゃん

尻尾とお体のカットした毛をそれぞれ筆ストラップにされました。

 

猫のミルキーちゃん

肉球スタンプからフォトフレームを、毛とおひげで筆チャームをつくられました。

 

猫のアキちゃん

肉球スタンプからキーホルダーを、毛とおひげからはでストラップをつくられました。

 

毛やおひげを残しておけば、いつでも作ることができます。肉球はスタンプをとるか、真正面から写真を撮り大きさを測っておけば、おつくりすることができます。

たった一度のお見送りに悔いが残りませんように。

ご家族がこれからも笑顔でいられますように。

幸せのかたまりはこれからも私たちの中にいる。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

ガラスのお香立て

ガラスのお香立て 3,500

香立と香皿のセットです。

香立は ホワイト・イエロー・ブルー・グリーン・ピンク・レインボー

香皿は ホワイト・イエロー・ブルー・グリーン・ピンク・オレンジ

丸皿か角皿をお選びいただけます。

その子にに似合うお色や柄をお選びください。