可愛いまま、綺麗なままの姿で送ってあげたい

ご安置される際にご心配なご家族にご拝読いただけたらと思います。

 

インコちゃん、ハムスターちゃんの様に小さなお体の子

【亡くなってしまってからご火葬まで2〜3日、もしくはそれ以上お日にちがある場合】

 プラスチックや木製、紙製の箱に布を敷きお体を寝かせてあげます。小さな保冷剤をハンカチやタオルなどの薄手の布で包み、お体の下に敷きます。そのとき頭の位置がお体より下がらない様に頭の下にタオル等を小さくたたみ、枕にします。お体の上にも布を掛けます。保冷剤は溶けてしまう前に新しいものと換えます。

※大きな保冷剤はお体を凍らせてしまいます。ご火葬が当日、もしくは翌日の場合、また室内が10度以下の場合は必ずしも保冷剤が必要とは限りません。4日以上お日にちがある場合は箱の中全体が冷えるように、小さな保冷剤をお体の周りにも置きます。

うさぎちゃん・猫ちゃん・4〜5Kg位までのワンちゃん(細身の子)

【亡くなってしまってからご火葬まで2〜3日、お日にちがある場合】

 季節にもより異なりますが、暖かい季節はエアコンなどで室温を出来るだけ下げます。とは言うものの、いつも過ごしているお部屋で一緒に過ごしたいですよね。ご家族のご体調に障らない涼しい温度を保ってください。お体に陽が直接当たらないようにカーテンを閉めます。保冷剤や氷、凍ったペットボトル等でお体を冷やします。このとき、直接お体に触れないようにタオルや裏返しにしたペットシーツで包み、お腹と頭の下、お腹の横や上にも当てます。お体より頭の位置が高くなるようにタオルやペットシーツで作った枕にに寝かせてあげます。さらにバスタオルかブランケットでお体を覆います。保冷剤は溶けてしまう前に新しいものと交換する必要がある場合、冷凍庫にご準備ください。

【亡くなってしまってからご火葬まで3日以上お日にちがある場合】

出来る限り室温を下げてください。室温を下げることが出来ない場合、大きな箱や発泡スチロールに寝かせてあげ、上記のように保冷剤などでお体を冷やします。

うさぎちゃん・猫ちゃん・4〜5Kg位までのワンちゃん(ぽっちゃり体型の子)

出来る限り室温を下げてください。室温を下げることが出来ない場合、大きな箱や発泡スチロールに寝かせてあげ、上記のように保冷剤などでお体を冷やします。

 

5Kg〜10Kgまでのワンちゃん(細身の子)

【亡くなってしまってからご火葬まで2〜3日、お日にちがある場合】

出来る限り室温を下げてください。室温を下げることが出来ない場合、大きな箱や発泡スチロールに寝かせてあげ、上記のように保冷剤などでお体を冷やします。大きな箱や発泡スチロールがご用意出来ない場合、断熱シートをお体の1番下に敷いたり、お体の上にも掛けてあげます。かなりの細身の子でしたら、このご安置の方法でもじゅうぶんです。

【亡くなってしまってからご火葬まで4日以上お日にちがある場合】は下記の(ぽっちゃり体型の子)をご覧ください。

5〜10Kgまでのワンちゃん(ぽっちゃり体型の子)

【亡くなってしまってからご火葬まで2〜3日、お日にちがある場合】

出来る限り室温を下げてください。室温を下げることが出来ない場合、保冷剤等に加え、ドライアイスがあると安心です。1Kgのドライアイスを用意し、低温火傷に気をつけながら紙で包み、さらにタオルかペットシーツで包み、お腹の上に置きます。上記のように包んだ保冷剤なども併用します。

【亡くなってしまってからご火葬まで4日以上お日にちがある場合】は下記の(10Kg以上の子)をご覧ください。

10〜20Kgまでのワンちゃん

【亡くなってしまってからご火葬まで2〜3日、お日にちがある場合】

出来る限り室温を下げてください。大きな箱や発泡スチロールに寝かせてあげ、上記のようにドライアイスと保冷剤などでお体を冷やします。痩せ型の子には2Kgのドライアイスを1つ、ぽっちゃり体型の子にはそれを2つ使います。大きな箱や発泡スチロールがご用意出来ない場合、断熱シートをお体の1番下に敷いたり、お体の上にも掛けてあげます。

2〜3日以内に送ってあげられるといいのですが、それ以上お日にちがある場合は1〜2Kgのドライアイスをお腹の横にも置きます。

20Kg以上のワンちゃん

【亡くなってしまってからご火葬まで2〜3日、お日にちがある場合】

出来る限り室温を下げてください。大きな箱に寝かせてあげ、上記のようにドライアイスと保冷剤などでお体を冷やします。痩せ型の子には2Kgのドライアイスを2つ、ぽっちゃり体型の子には3つ使います。大きな箱がご用意出来ない場合、断熱シートをお体の1番下に敷いたり、お体の上にも掛けてあげます。室温を下げることが出来ない場合、凍らせたペットボトルや保冷剤をお体の周りにも置きます。ドライアイスは冷凍庫などで保管することが難しく、無くなる前に追加で用意します。小さくなったドライアイスに足して使います。すぐに使わずに数時間保管される場合は、出来る限り空気に触れないように発泡スチロールやクーラーボックスに保管します。新聞紙や保冷剤を隙間に入れ、蓋をし、密閉します。発泡スチロールは蓋と本体の隙間がないように養生テープなどでしっかりと固定します。

ドライアイスを使用しても、夏場であれば2〜3日中に、送ってあげることをおすすめします。

 

可愛いまま、綺麗な姿で送ってあげたい。でも1日でも長くこの子に触れていたい。

お仕事などのご事情で数日先までご都合がつかない。

ご相談ください。虹の架け橋ぷうでお見送りのお手伝いをさせていただく場合、ドライアイスの手配や、早めにお棺をお届けするなど対応させていただきます。また、どうしてもご都合がつかない場合は【おまかせプラン】がございます。お話を伺い、出来る限りお手伝いさせていただきます。

たった一度のお見送り 悔いが残りませんように。

ドライアイスの有効な使用方法

ドライアイスによる二酸化炭素中毒にご注意ください

ドライアイスをご使用中は時々、部屋の換気をなさってください

 

 

保冷剤をペットシーツで包む

 

枕をつくる

 

ご安置後のイメージ

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

ドライアイスの有効な使用方法

 

 

可愛い我が子同然のちいさな家族。いつか来る別れ。火葬してしまうその前に、もう少し側にいたい。

でも、可愛いまま綺麗なままの姿で送ってあげたい。

可愛いまま送ってあげるために、保冷剤やドライアイスをご使用になる際、こんな風にしていただいたらより効果的というお話をさせていただきます。

ドライアイスは何のために使用するのか。

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よくある質問 「ドライアイスって必要?」

季節や状況にもよりますが、夏場や大きな体の子には、必要な場合があります。

ペット(ちいさな家族)が亡くなってしまったら、体が硬直してしまう前に、手足を自然な形、寝ている時のように内側に軽く曲げてあげます。

体液などが出てくるようでしたら、その度に拭いてあげてください。とても自然なことです。

普段のお気に入りベッドや座布団などにタオルかトイレシーツなどを敷いて寝かせてあげてください。

そこでドライアイスか保冷剤を用意します。保冷剤はタオルなどで包んでお腹の下、横、上に。

冬場であれば、保冷剤で事足ります。ただ、体の大きな子、また火葬や埋葬をしてあげるまで日がある場合などは、ドライアイスがあった方が安心です。

使用する場合は素手で触らないように軍手などを利用し気化する際に二酸化炭素が発生するため換気などに気をつけてください。

また、長持ちさせるためには新聞紙や布、トイレシーツなどに包んで、直接体に触れないように当ててあげてください。

冷気は上から下へ下がるため、体の上に置いた方が効果的です。

普段外にいるワンちゃんでも、屋内でご安置していただいた方が良いと思います。朝晩涼しく昼間は暖かい…気温差はお体を傷めてしまう原因にもなります。

気化する前に新しいドライアイスを同じように用意します。ただ、ご家庭でドライアイスを保存することは難しいためまとめ買いはせず、買い足されることをおすすめします。保冷剤と併用するとさらに効果的です。

もしも保存する場合は、冷凍庫よりもクーラーボックスやハッポースチロールの方が多少ですが長持ちします。なるべく空気に触れないよう新聞紙や布などで包み、保冷剤や氷を入れたクーラーボックスにドライアイスを置きます。そしてなるべく蓋の開閉をしないようにしてください。

〜ドライアイスの有効な使用方法〜

冬場は暖房を控え、夏場はエアコンの効いた室内で保冷剤や板氷などをタオルなどで包み当ててあげてください。そしてお体全体をバスタオルやブランケットで覆います。

数日安置するという場合、何度か体の向きをかえてあげることをおすすめします。お顔の右側が下になっていれば、左側が下になるよう体を返すというように。可愛いお顔でいて欲しいから。

近くにはいつものごはんやオモチャなどを。

「早く火葬してあげたい。」

でも、まだそばにいて欲しい。

どんな風に送ってあげたいですか?何を持たせてあげますか?ご家族のために、形見を残さなくて後悔しませんか?

後悔のないお見送りをしていただけますように。