「ちいさな家族」を見送ったご家族へ

「ペットロス」

家族として一緒に暮らしてきたあの子。朝起きてごはんとお水の用意をして、撫でて会話していつも一緒に過ごしてきた。あの子がもういない。

「あの時もっとああすればよかった」

「もっと撫でてあげればよかった」

「もっと違うことが出来たのではないか…」

「あの子は幸せだったのかな?」

たら、ればを言い出すときりがなく、答えも…わかりません。

ですが、その子のために考え悩み、最善を尽くしたはず。

2年前に虹の橋を渡った愛猫ぷうは、腎不全と診断されてから3年生きてくれました。3kgあった体はゆっくりと小さくなり、最後は1kgと少しでした。どこを触っても骨々しく、点滴の針を刺すのも胸が痛みました。生きて欲しい。でも、それは自分のためだけじゃないのか、エゴなのではないかと随分悩みました。

それでも、「食べたい」「お水飲みたい」「抱っこして」「手枕して」と訴えるぷうに、私は応える、出来ることはなんでもする、だけでした。

別れの時がきてしまう…今夜なのか…明日なのか… 「逝かないで」と泣きついたりするのをやめようとようやく決心しました。よく頑張ってくれたこの子を静かに送ってあげよう。

私の腕の中で眠りにつきました。

「ちいさな家族」たちは、それぞれ性格も違い、環境も病状も家族との関係性も違いますが、自分の旅立つ時がわかると言います。 別れを予感して、家族に心の準備時間をくれることもあれば、潔すぎるくらいの子もいます。看取れることも看取れないこともあります。

私は幸せだったのかもしれません。時間をもらい最後は濃密なときを過ごせましたから…。

それでも悔いが残ります。

「ペットロス」で苦しんでいる方、ご自分を責めてしまう方へ

きっとあなたは最善を尽くしました。たくさん愛して大切にし、たくさん愛されその子を幸せにしました。 そしてその子にとっては、あなたが親であり恋人であり親友であり相棒でもあったはず。ごはんより何より大好きだったはず。

だからきっと、あなたが幸せそうに過ごしていたら、それが1番の供養になると思います。

もうすぐあの子の三回忌。ようやく、そんな風に思えるようになりました。

信州ペットセレモニーちいさな家族にありがとう虹の架け橋ぷうホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

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