ごめんね。ちいさなママさん。※閲覧注意

 

(Facebookにて)昨日の投稿の続きです。ご心配をおかけしたみなさんにご報告させていただきます。

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昨日、道路脇に横たわる猫ちゃんの亡骸を発見、もう轢かれることがないように端っこに寄せブルーシートで包み、役所に連絡をしました…。

それから車に戻る際、仔猫の声が聞こえた気がしました。
鳥も鳴いているし、気のせいかもしれない。でもいるかもしれない。
捜せそうなところを捜し、姿が見えないし声も聞こえなかったので、諦めいったんは帰ろうとしました。
が!気になって。
あの子がママで、声はその子供ではないか。

よし!戻ろう!

とは言うものの、ひとりであそこに登って捜すのは、不審者と思われそう…
不安だし…。

Facebook に投稿したところ、友人が駆けつけてくれました。電話をくれた方々も、ありがとうございます。

亡くなっていたのは1歳にならない位の女の猫ちゃん。尻尾がグレーで全体は白い毛の可愛い子で、首輪はしていません。
やはり、胸が張っており、授乳中の母猫かと思われます。

駆けつけてくれた友人たちとご近所に聞き込みに回りましたが飼い主さんははっきりとはわかりませんでした。

私が仔猫の声だと思ったのは、トンビだったかもしれません。声のする林のようなところを2人が登って確認してくれました。

そして、お母さん猫ちゃんの亡骸は、連絡した市から依頼されたであろう業者の方が引き取りに来てくれました。
敢えて、そう書きます。

ここからさらに辛い内容になります。スルーしていただいて構いません。

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亡骸は、ゴミ袋に入れられました。
業者の方は、飼い主さんが現れるかもしれないので、1週間預かると言ってくれました。

現れないと思っています…。
たぶん飼い主さんともう会っているからです。

仔猫を保護するつもりが、別の問題に触れてしまったのです。
それについては詳しく書けません。

帰り道、泣けてきました。
私は葬儀屋なのに、ちいさな家族のおくりびと とか言っているのに、ちいさな母猫ちゃんがゴミ袋に入れ連れて行かれるのを見ているだけでした。

ちゃんと火葬してあげたい。

1週間後、ゴミとして処理される。
あの可愛い子が。まだ若いのに。
胸が痛いし、恥ずかしい。

でも、私は火葬は委託する形の葬儀屋です。
自分では火葬できません。
火葬してもらうなら、お金がかかります。もしこの子を火葬して送ってあげられても、この先会ってしまうかもしれない子たちを、全て火葬してあげることは出来ません。
仕方ない。
でも、仕方ない、でいいのだろうか…

ズキズキ胸が痛むけれど、今の私に出来ることには限界がありました。

母猫ちゃん、私が見つけたときは、まだ温かかった…。ちゃんと送ってあげられなくて、ごめんなさい。

これからもっともっと頑張って、事故で亡くなった子たちもちゃんと送ってあげられるようにきっとなるから。

本当は、事故で亡くなることがなければいいのに。
ごはんをあげるなら、避妊、去勢手術をして欲しい…。
仔猫が何匹いるかも把握出来ていない…。
その仔猫たちも、数ヶ月で出産します。
どんどん増えます。
外で暮らしていれば、事故に遭うかもしれない。カラスや野生動物の餌食になるかもしれない。
そして、亡骸はゴミとして処理されるかもしれません。

どうか繰り返されませんように。

ちいさな母猫ちゃんが穏やかに眠れますように。
どこかにいるはずの乳飲み子ちゃんたちが事故に遭うことなく天寿を全うできますように。

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